ベーシックでもここまで華やか!モノトーンコーデのお悩み解決
モノトーンでも着映えするコーデとは?
40代ファッション迷子の女性のお悩みとして、服がシンプル&ベーシックなものになりがちというのがあります。
色や形で遊べばいいのはわかるけれど勇気が出ないという女性のために、モノトーンコーデでも着映えし、マンネリにならない方法を3つご紹介します。
ベーシックな黒のタイトスカートなら、華やかなシャツで女ぶりを上げましょう
1つめはちょっとした工夫でモノトーンコーデを女性らしく、華やかにするテクニックです。
ベーシックな黒のタイトスカートは、働く女性であれば1着は持っているアイテムだと思います。
普段、自分が持っている黒のタイトスカートにどんなトップスを合わせていますか?
この写真を見てください。
胸元にシャーリングの効いた白シャツを黒の今年流行っている大きめボタンの黒カーデに合わせ、襟を立ててシャツのサーキュラー袖をカーデから出した着こなしがとても華やかです。
色はモノトーンでまとめてあるのに全く地味とは感じられず、むしろ明るい印象を持つのではないでしょうか。
これは白シャツのデザインが個性的であるからというだけではなく、襟を立てる、シャツの袖口を出すという着こなしの技が光り、このコーデに華やぎを加えているのです。
ぜひ一度はクローゼットの中の洋服で、着こなしを変えてもっと楽しめるものがないか探してみてください。
小物やアクセサリーで大人の遊び心を表現してみませんか?
2つめは洋服をベーシックなものでまとめて、小物やアクセサリーで思いっきり遊んでみるという方法をご紹介します。
このマネキンはCOLONY2139さんの店頭にあったものですが、洋服はすっきりとコンサバテイストでまとめて、帽子、バッグ、靴、アクセサリーで上手に遊び心を加えているのです。
上半身のピアス、ネックレス、ベルトは華奢なデザインで女性らしさを引き立てているのですが、下半身に目を移すとバッグは流行りのアニマル柄にビスを打ったややハードめのデザイン、そして靴底が厚めのエナメルシューズを合わせて辛口に決めることで全体が締まって見えます。
40代女性にとって甘いデザインのアイテムと辛いデザインのアイテムの割合には皆さん頭を悩ませるところなのでしょうが、このような回答もまたありということです。
このコーデで想像するとわかりやすいのですが、もしこのコーデから全ての小物を引き算してしまったとするとどうなるでしょうか?
おそらくほとんどの女性がベーシックになりすぎて個性が感じられなくなるという回答をするでしょう。
つまり、小物に気を配り、アレンジすることでモノトーンコーデはさまざまな顔を私たちに見せてくれるコーデ、とも言えるのではないでしょうか。
ぜひ自分の手持ちの小物を上手に散りばめ、活用することでモノトーンコーデを新しく進化させてあげてください。
上級者向け!アートなデザインを散りばめてみましょう
今までご紹介した方法は手持ちのファッションアイテムを少しアレンジすることでモノトーンコーデをより着映えのするものに変化させていく方法でしたが、40代のファッションにより力を入れていきたい女性向けに、上級者用のテクニックを3つめとしてご紹介しようと思います。
このマネキンはルミネ ザ カルチュラさんの店頭のものですが、それぞれ
トップス:POTTENBURN TOHKII
アウター:RIDDLEMMA
サロペット:YUKI SHIMANE
靴:ISHMM
というブランドのコーデです。
シルバーのトップスをモノトーンコーデに取り入れるという配色、アウターのアートな柄、サロペットの遊びの効いたデザインとどこを切り取ってみてもとてもアーティスティックなコーデになっています。
モノトーンで色味が抑えてあるので気づきづらいのですが、これらの1つ1つのアイテムを単体で見せられてコーディネートをしてみてくださいと言われたら、皆さんも少し頭をひねりませんか?
40代の女性のファッションの楽しみは、このようなことに今までの経験値から答えを導き出すことができることにも1つ、あるのではないかと媛は考えます。
デザインが変わっていて、身に着ける方法がわかりにくい洋服。
何と合わせればおしゃれに見えるのかわかりにくい洋服。
実際に着てみなければ本当に似合うかどうか見当もつかない洋服。
そういった一見着こなしが難しそうな洋服にも今までの経験から果敢に挑み、自分だけの新たなおしゃれを切り開いていくのが、40代女性がファッションにおいて満足度を高める方法の1つと言えるのではないでしょうか。
まとめると、自分では着こなし方がわかりにくいアイテム=アートなデザインのアイテムを1つはモノトーンコーデの中に取り入れてみて、じっくりとそれに合う小物や服を考えながら時間をかけてトータルコーディネートしてみる、というテクニックもあるということです。
今まで培ってきたセンスを40代女性としてさらにブラッシュアップし、新たに自分に似合う洋服を見つけていきたいという方にはおすすめの方法です。
時間はかかるかもしれませんが、ぜひ一度は試してみてください。
モノトーンコーデをもっと楽しむために
モノトーンコーデ=無難、と決めつけすぎてはいませんか?
一理あるのですが、今日写真で見ていただいたコーデの内容をごらんいただければ、モノトーンコーデは決して無難であることだけがとりえのコーデではない、楽しいコーデなのがおわかりいただけたのではないでしょうか。
モノトーンコーデを無難なアイテムだけでまとめてしまうのも、様々な工夫でもっと進化させるのも自分次第ということです。
40代女性ならば、今までたくさんの洋服を着てきた経験がちゃんと自分の中に積み重なっているはずです。
それを上手に引き出しとして活用しさえすれば、必ずもっと自分に似合った、おしゃれなモノトーンコーデが作り出せるはず、と媛は思います。
どうか素敵なモノトーンコーデに皆さんが出会えますように。