春を感じさせる和風コーデのご紹介2
和風コーデは40代女性の品格を表現するのにぴったりです
40代女性は今までさまざまな洋服に袖を通した経験から、「品よく垢ぬけたい」という気持ちをお持ちなのではないでしょうか。
そんなアラフォー女性におすすめなのが和のテイストをコーデに取り入れることです。
前回はアイテムを中心にご紹介しましたが、今回はコーデを3つ、ご紹介します。
さりげなさを感じる和柄でほっこりしましょう
皆さん「和柄」というとどのような模様をイメージするでしょうか。
「昇り龍」や「鯉の滝登り」といった以前メンズアイテムで流行したアイテムを想い起こす方もいらっしゃるでしょう。
ちりめんの鹿の子模様に似た、こんなほのぼのした和柄のアイテムを見つけました。
白の真ん中にポケットがあるのがかわいらしいフーディにごく薄いレモンイエローの7分丈パンツを合わせ、上からふんわりと鹿の子模様をイメージしたような緑色のシャツワンピースをはおり、緑、黒、カーキ色、ベージュの4色で構成された靴下で抜け感を出したコーデです。
もしこのコーデから鹿の子模様のシャツワンピースを外してしまうと少し退屈なコーデになってしまうかもしれませんが、明るい緑色の和柄を取り入れたことでおしゃれに、また洋風のテイストからは得にくいほっこり感が演出できています。
また靴下で色の統一感を出し、バッグで抜け感を表現したのがこのコーデのポイントなのは言うまでもありませんが、何気に合わせた靴がビッドローファーのように見えて実はミュールなのもこのコーデが肩の力を抜いておしゃれを楽しんでいる点だと言えるでしょう。
まるで近所へのお出かけコーデのような力の抜き方なのに、しっかり垢ぬけています。
普段からこのようなさりげないおしゃれを楽しみたいと感じる素敵な和風コーデでした。
藍染ジャケットでこなれ感を表現しましょう
次は媛も大好きな藍染アイテムを使ったコーデをご紹介します。
ひょうたんが連なったような模様の白のレースカットソーにベージュのやや太めのメンズライクなパンツを合わせ、丈が短めで藍染のノーカラージャケットをはおったコーデです。
ひょうたんの模様が施されたカットソーというのはなかなか珍しいですが、白のレース模様なので甘く女性らしい雰囲気を醸し出しているのが特徴的と言えます。
しかし何と言ってもこのコーデにまとまりを出しているのは上にはおった藍染のノーカラージャケットです。
ネイビーと藍染を比較してみるとわかるのですが、藍染というカラーには独特の上品さがあり、そのことが40代女性を垢ぬけさせるのに一役買うと感じさせます。
なぜならネイビーは若さを表現する色でもあると感じる方の方が多いと思いますが、藍染は年齢に左右されない色だからです。
あまり大きくはない貝殻ボタンがぽつりと2つだけついているのもおしゃれです。
このようなこなれ感のある和風アイテムこそ、アラフォー女性のゆとりある雰囲気にぴったりなのではないでしょうか。
藍染にまだ袖を通したことのない方は、この春に向けてぜひ一度はチャレンジしてみてほしいと感じます。
切りっぱなしでこっそりロック!驚きの辛め和風コーデ
和風コーデというと穏やかな雰囲気を醸し出し、あまり甘めにも辛めにも寄せ過ぎないニュートラルな雰囲気が魅力的・・・とお感じの方は多いのではないでしょうか。
媛もどちらかといえば今まではそのように感じていましたが、それは思い込みだったと気付かされたコーデがこちらです。
白Tシャツにやや厚めの藍染カットソーを重ね、大きめの鹿の子模様に似た柄が印象的なロングスカートを合わせ、白スニーカーとベージュのブルゾンで抜け感を出したコーデです。
ここでは藍染カットソーに注目してほしいのですが、ブルゾンから少し出した袖、裾、襟元いずれも切りっぱなしのデザインです。
このコーデ全体を見渡した時には明るい色で構成された鹿の子模様のスカートに一番に目が行くはずなので気づきにくいのですが、和風のアイテムを2つ重ねていることだけではなく、こっそりと切りっぱなしで辛め、しかもロックな感じに寄せているあたりが技ありだと感じました。
藍染のアイテムを見慣れている方はご存知だと思いますが、デザインがほとんどベーシックで、あまり個性的なものは見かけません。
藍染のアイテム=デザインで遊ぶことはほとんどない、という思いこみを捨ててさえしまえば、こんなにもおしゃれなコーデを創るのが可能だったということです。
皆さんもたまには目を皿のようにして、今まで見たことのないアイテムを探してみませんか。
まとめ
和風アイテムを使ったコーデは垢ぬけるだけではなく、40代女性の持つ「こなれ感」をいかんなく表現できるというのが伝わったのではないでしょうか。
暖かくなり少しココロにゆとりが出てきたころ、新しい和のアイテムをコーデにひとつ、取り入れてみてはいかがでしょうか。