見るだけでセンスアップ!アートファッション3選
たくさんのお洋服を見るだけでセンスアップします
40代女性が洋服を買う時に一番重視しているのが「デザイン」だそうです。
しかしどうすれば垢ぬけたコーデになるのかわからないと悩む方がいるのもまた事実です。
このような場合、どこが自分のファッションに取り入れられるか考えながらたくさんの素敵な洋服を見てみるのが大切です。
今日は目の保養をしながらセンスアップできるアートなお洋服をご紹介します。
ワントーンでもここまでおしゃれ!形にこだわりありのワンピース
ワンピースでおしゃれなデザインと言うと、媛はついバイカラーやレイヤードの効いたデザインと考えがちでした。
その考えが一掃されたのがこちらのワンピースです。
ベージュでスカート部分の裾の切れ込みが丸いのとウエストマークしている細身の紐が二重で個性的なだけではなく、肩から花柄模様の美しいレースの袖が出ていると思いきや、袖口は和柄模様の布を用いて広がった形で終わっているという、見れば見るほど印象的なデザインのワンピースです。
色は全ての部分が明るめのベージュで統一されているにもかかわらず、ここまで目を惹くワンピースには出逢ったことがありません。
店員さんにお伺いしたところ袖の部分について、普通の布にレースを縫い付けて袖にするのはそれほど難しい技術ではないけれど、袖口の部分はレースの布に普通の布を縫い付けているのでここの部分は外国の職人さんに創ってもらうというのは少し難しく、全て日本国内の職人さんにお願いして創ってもらった洋服とのことでした。
花柄に和柄をさらに繋ぎ合わせるという発想も素晴らしいですが、新しいものを産み出すために技術的にとても難しいことに取り組んだメーカーさんの姿勢が素晴らしいと媛は感じます。
ここから学べるのは、ワントーンのワンピースを選ぶなら、徹底的にデザインにこだわって選んだ方が良いということではないでしょうか。
ファッションビルを下から上まで回って、どこのお店でも見かけるデザインの服を選ぶのは少し早計だと思うのです。
自分を大切にしたコーデを創るためにも、ぜひ個性あるデザインの洋服との出逢いを大切にしてみてください。
アートなコーデの引き算加減は?
アートなコーデというと、どうしても「コーデとして引き算はしていないのではないか?」と考えがちです。
しかし最近のマネキンコーデは皆レベルが高く、アートでありながら実用性を鑑みた引き算もちゃんとされていることが多いと言えます。
典型例と媛が思ったコーデがこちらです。
アイボリーで前に被せた布が印象的な今年流行りのデザインニットに、紫、深緑、灰色、アイボリーと色をたくさん使ったこれもまた流行りのプリーツスカートを合わせ、黒のサンダルで締めたコーデです。
コーデの面積のほとんどを流行りのアイテムが占め、かなりアートに見えるのにどこか爽やかでくどさがないのはなぜなのでしょう。
理由は「引き算」ができているからです。
引き算ポイントその1は、デザインニットとスカートに同じアイボリーを使用していること、靴とベルトに同じ黒を使用していることの2つです。
これは同じカラーをトップスとボトムス両方に置くことで引き算し、統一感を出していると言えます。
引き算ポイントその2は、靴をベーシックなデザインのものにして引き締めたことです。
このコーデにさらに靴でアートなデザインを合わせるとやりすぎ感が出てくどくなりますが、さらりと落ち着いたシンプルな黒サンダルを合わせたことで引き算できたと言えるでしょう。
このコーデから学べるのは、コーデにおけるさりげない引き算の大切さです。
洋服をアートとして楽しむことはもちろん良いことですが、やはり本質的には袖を通すために創られたものなので、日頃使うのに適するような調整としての「引き算法」を考えておくのは重要なことと言えるでしょう。
好きな洋服を楽しむためにも、コーデにおける引き算に少し意識を傾けてみてはいかがでしょうか。
見たこともないアイテムに挑戦するココロを持ちましょう
最後にシンプル&ベーシックにこだわりすぎて、少し苦しくなっている方にこんなコーデをご紹介したいと思います。
白に緑色のラインが入ったニットに透け素材を重ねたトップスに、カーキ色のスカートにリーフ模様が入った緑色のチュールを重ねたボトムスを合わせ、プラスチック素材のショルダーバッグと白ミュールを効かせた何ともアートで遊びゴコロいっぱいのコーデです。
媛はこれを見た瞬間、改めて「お洋服って、こんなにワクワクする楽しい物だったよな!」と感じました。
今少し苦しい想いの方はこれを見てどう感じられたでしょうか?
40代でお洋服迷子になる前は人目ばかりを気にせず、着ることそのものを楽しんでいた方もたくさんいらっしゃったのではないかと思うのです。
そんな方にこのコーデを見て、素敵なお洋服を見たときの、あのココロときめく感じを想い出してほしいと媛は感じます。
そして今すぐにではなくてもまた、「着たことのないアイテムに袖を通してみようかな」と感じるココロを取り戻してほしいと思うのです。
まとめ
アートな服をたまにはブラブラと眺めてみる・・・そんな時間を持つことの大切さをおわかりいただけたでしょうか。
素敵なアートコーデから、皆さんがココロ豊かになる多くのものを見つけていただければうれしいです。