【格上げ】ワントーンコーデを見直そう【3STEP】
基本のワントーンコーデで垢ぬけましょう
40代女性にとってワントーンコーデはファッションとして取り入れやすく、普段から親しんでいる方も多いのではないでしょうか。
しかしワントーンコーデは少し手間をかけるだけで、ぐっと垢ぬけるコーデです。
春におすすめしたいワントーンコーデを3つ、ご紹介します。
【STEP1】甘め派さんにおすすめ!バイカラーも選択肢に入れてみましょう
ワントーンコーデというとついアイテムの数だけ同じトーンの色で揃えればいい、と安易に考えてしまいがちですがその思い込みをやめることで楽しくなったコーデがこちらです。
胸元にパールを飾ったレース模様の美しいアイスブルーのカットソーに濃いめのネイビーと薄めのアイスブルーのバイカラースカートをさらりと合わせたコーデです。
バイカラースカートを取り入れてワントーンコーデに仕上げただけでもおしゃれだと感じるのに、ブラウスの色より濃い色と薄い色の2色を使ったバイカラースカートをわざわざ選んでバランスの良い配色にこだわったところもこのコーデの秀逸なところと言えるでしょう。
またレースやリボン、パールで甘めに彩られているのにこのコーデがどこかクールに見えるのは、寒色系で全体をまとめあげたことによる引き算効果です。
「バイカラー」という選択肢を新しく加えるだけで簡単におしゃれが格上げできるワントーンコーデを、皆さんもぜひ取り入れてみませんか。
【STEP2】辛め派さんにおすすめ!トーンの差を大きくしてみましょう
ワントーンコーデを創るとき、色見本のように少しずつトーンを変化させていくのを楽しむ、というのは皆さん良くされていることだと思います。
しかし思い切り良くトーンを変化させたことでとても目を惹くコーデに変わったのがこちらです。
薄いトーンのベージュニットをななめに切ったスカート部分に、ブラウンと白の花模様が美しいプリーツスカートがレイヤードされているとても個性的なワンピースです。
このワンピースの場合上半身は身体のラインがはっきりと出ますし、スカート部分のデザインが珍しいのでどうしてもそちらに気を取られてしまいがちですが、このワントーンコーデのような配色の方法はなかなか考え付かないことにも注目してほしいと思います。
ごく薄いトーンのベージュに濃いめの、しかも細かい花柄模様のブラウンをレイヤードすることで通常のワントーンコーデよりも色の印象がよりくっきりと、見栄えのするものに変わっている、ということなのです。
このようなはっきりした色の差を感じさせる配色も素晴らしいですし、さらにワントーンコーデに柄物を取り入れるという発想をワンピース1枚で表現したというところにも媛は拍手を送りたいと感じます。
トーンの差を大きくしてよりおしゃれに見えるテクニックを皆さんもぜひ活用してみてください。
【STEP3】流行りのアイテムを柔軟に取り入れましょう
ワントーンコーデというとどこかベーシックなアイテムばかりで揃えてしまいがちで、流行りのアイテムとは縁遠いような気持ちになる方はいらっしゃらないでしょうか。
そんな方にぜひ見ていただきたいコーデがこちらです。
薄いベージュのストライプが2種類入った個性的なデザインニットをインナーにし、1トーンだけインナーよりも落としたベージュのストライプが効いたワイドパンツを合わせ、白にベージュのラインでレトロなイメージを出したノーカラーコートをはおって、黒とベージュのバイカラーサンダルと小さめベージュバッグで引き締めています。
マネキンのポージングも相まってどこか強さを感じさせますが、このワントーンコーデが垢ぬけて見えるのはなぜなのでしょうか。
それはワイドパンツ、小さめバッグと流行りのアイテムを重ねて使っているからです。
40代女性がコーデを考えるとき、つい流行り物を取り入れるのに遠慮しがちになりますが、ワントーンコーデだと派手になりすぎないのでこのように2つ重ねて使っても嫌みに見えません。
逆に言うと、ワントーンコーデは40代女性を「流行り物を取り入れるのを遠慮しなければならない」という考えから解き放ってくれる優秀なコーデ法とも言えるわけです。
女性であれば多かれ少なかれ、流行り物をファッションに取り入れたい気持ちは年齢に関係なく持っていると思います。
その気持ちを大切にするためにも、ワントーンコーデを上手に活用してみませんか。
まとめ
いつものワントーンコーデにひと手間加えるだけで、コーデが驚くほど華やぎ、垢ぬけた印象になるのがおわかりいただけたのではないでしょうか。
ワントーンコーデはベーシック・シンプルなアイテムからおしゃれを格上げしたい時までさまざまなシーンで活躍させることのできる優秀なコーデ法です。
皆さんもぜひ自分だけにしかできない、思いもよらないワントーンコーデを創り上げて春を楽しんでみてください。