【断捨離無理】捨てられないアイテムの活用法3選【おしゃれ】
断捨離ができないと悩む方、今はそのタイミングではありません
先日断捨離について書いた時、捨てて気持ちが良いと感じるタイミングは人それぞれ違うとお伝えしました。
しかし使用しないファッションアイテムを眺めているのはもったいないと感じる方もいらっしゃるでしょう。
今日はそんなアイテムを復活させる方法をお伝えします。
壊れたものの代用ができないか探してみましょう
1週間ほど前、媛が愛用しているマーキュリーデュオさんのロングスカートについていた、黒い細ベルトがちぎれて壊れてしまいました。
ベルトを通す穴はスカートの中でもわりと目立つので何かは通しておきたいと手持ちのベルトを確認しましたが、媛の今使っているベルトはデニム用の太いものばかりでこのロングスカートに合いそうなものはありません。
そこでふとアクセサリーケースの中をごそごそしてみました。
出てきたのがこれです。
まだ会社で働いていたころに何かブラウスを買ってそれに付属でついてきたロングネックレスだと記憶していますが、あまりにもアクセサリーケースの中で寝かせすぎて詳細を忘れてしまいました。
ネックレスの形を確認すると、どうやら長さを調節してつけることもできそうです。
媛はそこで、このネックレスをこんな風に使うことを思いつきました。
ウエストの長さでちょうど良いところでネックレスを止めて後ろに少し長く垂らすようにしたら、不思議と素敵な組み合わせに見えます。
もしベルトが壊れてくれなかったら、このようなおもしろいアイテムの使い方をしようとは思わなかったでしょう。
そしてこのままいけばネックレスは間違いなく断捨離候補だったのですが、こうして使い方を考えることでアイテムとして息を吹き返したと言えます。
断捨離をしなかったことで、こんな楽しいコーデを創ることもできるのです。
皆さんももしクローゼットやアクセサリーケースの中でつい眠らせているアイテムがあれば、壊れたものの代わりに何か工夫して使えないか、一度は考えてみませんか。
別のコーデができないか探してみましょう
媛はもともとバンドのボーカルなので、衣装では最近まで女子高生のような服装をしていました。
しかしさすがにその時期も終わりだなと自分で感じ、もうその衣装に袖を通すこともなくなったのです。
また会社にいるときには営業職だったので当たり前のように着ていた白いシャツも、プライベートで着るにはなんだかお固い感じがしてたんすの中にしまい込んだまま、すっかりご無沙汰をしていました。
しかし春に向けていろいろとコーデを考えていたとき、ふと降ってわいたのがこのコーデです。
白いシャツを着なくなった一番の理由は少しゆったりめのサイズ感だというのがあったのですが、ベストを上に着ればそのふくらみが軽減されるのと、ちょうどグレンチェックのミモレ丈のスカートがあるので、それに合わせればまだ素敵に着ることができるということがわかりました。
思い込みというのは強いもので、コーデを固定化したアイテムについてはなかなか新しいアイテムとの組み合わせを頭が考えようとしないのです。
しかしクローゼットを丁寧に見渡せば、何かしら合わせられるアイテムというのは見つかる可能性があります。
断捨離をする前に、他のコーデが組めないかひととおり考えてみるのも良い方法と言えそうです。
気が済むまで着倒しましょう
このコートを見てみてください。
見るからに形も古いので、年数がいっているのが伝わると思います。
このコートは媛と出逢った20年前から既に古着で、古着らしくとても重たく、癖の強いデザインが特徴的です。
しかし一目見て好きになりました。
新宿アルタにあった、今はもうない古着屋さんの一角にあったこのコートは3000円というとても考えられないお値段と引き換えに、媛の手元にやってきたのです。
袖の刺繍がほつれていても、着るたびに肩が凝っても、たまにボタンが取れかかっても、媛は構わずこのコートを毎年着ています。
たまにお店の店員さんから「おしゃれなコートですね」とお褒めの言葉もいただきます。
媛がたまたま一番着やせして見えるAラインなのと、胸の下に切り替えのあるデザインなのがそう見せてくれているのですが、やはり褒められればうれしいものです。
断捨離は良いものだと認めつつ、こんな矛盾がある自分も最近は好きになってきました。
おそらくこのコートとのつきあいは、人生で着た洋服の中で一番長くなるでしょう。
このコートを見ていると、どれだけ着ても飽きない服を手に入れられた幸せを感じずにはいられません。
まだまだこのコートの良さを噛みしめながら、毎冬袖を通すのを楽しみにしていられるので、断捨離とは縁遠そうです。
まとめ
今すぐには断捨離のタイミングではないアイテムなら、組み合わせ方次第でさまざまな楽しみ方ができるのがおわかりいただけたでしょうか。
クローゼットの中で眠らせるアイテムを一つでも減らすためにも、使う工夫に目を向けてみてください。