【体型カバー】ウエストマークのテクニック【着やせ】
40代女性は、約9割の方が体型変化を感じています
40代女性のうち約90%の方が感じているのが体型変化だそうです。
体型カバーをするために、大き目サイズの服を着る方も多いようですが、コーデにウエストマークを加えると、メリハリが効いてすっきりと見えるのをご存知でしょうか。
おしゃれな着痩せ方法、ウエストマークをご紹介します。
着膨れしやすいざっくりニットは、服より濃い色でウエストマーク!
肌寒い季節によく袖を通したくなるのがざっくりニットだと思いますが、着膨れしやすいアイテムでもあるので、着こなしに悩まれる方も多いのではないでしょうか。
このコーデを見てみてください。
厚めでベージュのざっくりとしたニットに黒のブーツカットパンツを合わせ、同じく黒のベルトパンプスで女性らしさをプラスしたシンプルなコーデです。
そして目を引くのが、かなり太めの黒いベルトでウエストマークがされていることです。
このウエストマークが体型カバーに効果的な理由は何か考えてみましょう。
1つめは、洋服より濃い色で、しかも太いベルトを使っていることです。
ベージュという明るめの色の中では黒はパッと目立ち、しかも太いのでウエストの細さが際立って見えると言えます。
もしこのベルトの色がベージュに近かったり、また細いデザインだったりするとベージュの色の中にベルトが沈んでしまい、このようなはっきりとした体形カバー効果は得られなかったでしょう。
2つめは、パンツの色とベルトの色を合わせたことです。
このコーデではパンツの色とベルトの色を黒で統一しているのですが、これも先ほどと同様、もしパンツの色よりベルトの色が薄ければベルトの色が沈んでしまったことでしょう。
ウエストマークをもしこのコーデで行わなければ、このニットの場合肩からパンツまで一直線に視線が落ちるので本来の体型より膨張して見えてしまいますが、このコーデではウエストマークすることで肩幅よりウエストがかなりすっきりして見えるので体型カバーが可能なコーデとなった、ということなのです。
ベルトで簡単にできるウエストマークで、楽しみながら体型カバーをしてみてはいかがでしょうか。
短めアウターこそウエストマークを
カジュアル派の方は、春に向けて丈の短めなアウターを用意される方も多いことでしょう。
丈が短いと、あまりウエストマークという発想になりにくいかもしれませんが、着こなしで上手に体型カバーできているコーデを発見しました。
これを見てみてください。
ネイビーの襟元がレースでレディライクなVネックボーダーに流行りのミントカラーのプリーツスカートを合わせ、ベージュのキャスケットとアイボリーのパンプスでかわいらしくカジュアルにまとめた元気いっぱいのコーデです。
このアウターは本来ボタンを閉じて着るデザインですがそれをせず、無造作に付属のひもでリボン結びにウエストマークをしているあたりが、なんともこなれた着こなしだと感じます。
一見このウエストマークはおしゃれのためだけにやっているように見えるのですが、少しアウターの肩を落として太目に見せ、裾がAラインに広がるようにウエストマークしているので結果的に体型カバーまでできる素敵な着こなしとなりました。
媛は正直自分一人ではこのような着こなしは思いつきませんでしたし、このマネキンを見るまで短めアウターにウエストマークしようという発想すらなかったのです。
しかしマネキンコーデをこのようにじっくりと観察すれば、このように体型カバーや垢ぬけたコーデを創りたいといった自分自身のファッションの悩みの突破口を見つけることができるのだとわかりました。
皆さんもぜひ体型カバーだけではない、垢ぬけた春らしいウエストマークコーデを取り入れてみてはいかがでしょうか。
ウエストマークを印象的に!上級者向けテクニック
最後にきれいめ派の方向けに、体型カバーをしていることすら感じさせないほどおしゃれに見える春らしいワントーンコーデをご紹介します。
このコーデを見てみてください。
まずマスタードカラーを中心にワントーンコーデを創ったという発想自体にも驚きますが、ウエストマークの茶色のベルトと頭に巻いたレトロデザインのスカーフの色を合わせ、アイボリーの靴で抜け感を出すという計算されたコーデには舌を巻きます。
ノーカラーのスプリングコートでIラインを作っているのですが、肩が少し落ちたように見えるデザインなのとストライプで縦を意識したスカートを合わせているのでそれだけでも着痩せして見えるのです。
そしてウエストマークを濃い色のブラウンですることによってウエストの細さを際立たせ、さらにすっきりと見せているのがこのコーデの素晴らしい点と言えるでしょう。
ブラウンのベルトに入っているステッチのレトロ感とスカーフのレトロさの組み合わせ、べっ甲のような色合いのピアスを用いたことなどこのコーデの良いところを挙げればきりがありませんが、40代女性だからこそ、このような体型カバーをそれと見せないような着こなしやファッションが似合うのではないでしょうか。
さりげなさを大切に、ウエストマークを取り入れられるようになれば体型カバーだけでなく垢ぬけた印象も手に入れられて一挙両得だと思います。
ぜひ一度は試してみてください。