「愛情」のメッセージを!ホワイトデーに着たいピンクアイテム3選
ホワイトデーのデートには何を着ていきますか?
デートの時、女性がふと身に着けたくなるのがピンク色のアイテムではないでしょうか。
ピンクは色彩心理学で「愛情」を表すので、デートにはもってこいの色だと媛は思います。
ホワイトデーにふさわしい、ピンク色を使ったおしゃれなコーデを3つご紹介します。
甘め派さんにおすすめ!透け感がきれいな今年風トレンチコート
見出しを見て「甘め派さんにおすすめなの?トレンチコートは辛めなアイテムじゃないの?」と感じた方もいらっしゃると思いますが、まずはこのコーデを見てみてください。
白の清楚な花柄にウエストマークの黒リボンが映えるワンピースに今年流行りの透け感がきれいなピンク色のトレンチコートをふわりとはおり、やや濃いめのピンクでポインテッドトウが効いたパンプスを合わせたコーデです。
これらの3つのアイテムはどのアイテムも甘さと辛さどちらかに寄らず、甘さと辛さを上手に合わせ持つアイテムなのがとても珍しいと感じました。
1つ1つ分析してみましょう。
まずワンピースですが、花柄=甘さ、モノトーンの白と黒の配色=辛さを表現しています。
次にトレンチコートですが、ピンク色と透け感=甘さ、トレンチコートという服の形=辛さを表現しています。
最後にパンプスはピンク色=甘さ、ポインテッドトウ=辛さで3つ見事に甘さと辛さ両方を表現しているのがこれでおわかりいただけたでしょう。
このようにニュートラルな立ち位置のとてもおしゃれなコーデなのですが、やはりピンク色というのは甘さが強めに出やすいのでどちらかと言えば甘め派さんが好むコーデなのではないかと感じました。
また流行りの透け感を取り入れたアイテムはTシャツ、ジレなどここのところ少しずつ数が増えてきていますが、トレンチコートは初めて見て、独特のふんわりしたイメージが出るところがとてもいいと思ったのです。
甘辛ミックスのニュートラルコーデで気分を上げて、素敵なデートを楽しんでみませんか。
辛め派さんにおすすめ!ほんのり美形なベビーピンクニット
見出しを見て、今度は「ベビーピンクなら甘め派さんにおすすめじゃないの?」と感じた方が多いと思いますが、百聞は一見にしかずです。
インナーに白Tシャツを着た上にU字で深めのネックラインが印象的なベビーピンクのロングニットをはおって白の細ベルトでウエストマークし、センタープレスが効いた白のストレートパンツを合わせて編み上げが個性的なベージュのサンダルで締めたコーデです。
ベビーピンクはほんのりこのコーデに甘さを加えていますが、ロングニットの裾の切れ込み、メンズライクなパンツのセンタープレス、サンダルのポインテッドトウとやはり全体を通しては辛さの強いコーデと言えます。
深めで切りっぱなしのネックラインといい、ウエストマークしたベルトの結び方といい、辛め派さんにはたまらないおしゃれポイントがたくさんある上に、デートではほんのりした女性らしさも表現してほしくてこのコーデをご紹介してみました。
いつものコーデより少しおしゃれに格上げした上に女性らしさも表現できるピンクコーデを上手に取り入れて、「イメチェンした?」と彼氏を驚かせてみませんか。
アートなコーデもおすすめです!大人ピンクで上品に
最後は媛が大好きな、アートコーデをご紹介します。
Vネックに違う大きさのドット模様を散りばめたのが美しいピンクのワンピースに、白の透け感が絶妙でバルーンスリーブがきれいなフーディをはおり、アイスブルーと紫が美しいスカーフで肩にかけたベージュのミニバッグで抜け感を出したコーデです。
このコーデは全身スカーフコーデのブログでご紹介したLanvinさんのものですが、まずこのピンクのワンピースは植物由来の染料だけを使用して染めているため、時間の経過とともに革のような経年劣化が楽しめるワンピースなのだそうです。
おしゃれなだけでなく、環境にも優しい洋服を作りたいという思いからこのようなコンセプトとなったそうですが自分と一緒に少しずつ年をとっていくワンピースというのは、何だか聴いただけでココロがわくわくしてきました。
「もしこのお洋服を買ったら、良く手入れをして大切に着たい」
そんな気持ちも湧いてくるような気がします。
このように感情を揺り動かす洋服はとてもアートだと媛は思うのです。
もちろんバッグの肩掛けとなっているだけではなく美しい配色で抜け感を出したスカーフや流行りの透け感が印象的なフーディもとてもおしゃれなのですが、やはりこのピンクのワンピースこそが人間的に深みのある40代女性にこそ袖を通してほしいと感じました。
「来年もこのワンピースであなたとデートしたい」
このワンピースはそんな奥ゆかしいメッセージも伝えることができる、そんなふうに思いませんか。
まとめ
ホワイトデーとは言え、今回ばかりは少し書いていて照れ臭かったような気がします。
しかしあらためて相手に気持ちを伝えるというのはとても良いことだと思いますし、その表現にファッションが少しでも背中を押す役割を果たしてくれたら、と感じました。
皆さんもピンクを味方につけて、素敵なホワイトデーを過ごしてください。
春を感じさせる和風コーデのご紹介2
和風コーデは40代女性の品格を表現するのにぴったりです
40代女性は今までさまざまな洋服に袖を通した経験から、「品よく垢ぬけたい」という気持ちをお持ちなのではないでしょうか。
そんなアラフォー女性におすすめなのが和のテイストをコーデに取り入れることです。
前回はアイテムを中心にご紹介しましたが、今回はコーデを3つ、ご紹介します。
さりげなさを感じる和柄でほっこりしましょう
皆さん「和柄」というとどのような模様をイメージするでしょうか。
「昇り龍」や「鯉の滝登り」といった以前メンズアイテムで流行したアイテムを想い起こす方もいらっしゃるでしょう。
ちりめんの鹿の子模様に似た、こんなほのぼのした和柄のアイテムを見つけました。
白の真ん中にポケットがあるのがかわいらしいフーディにごく薄いレモンイエローの7分丈パンツを合わせ、上からふんわりと鹿の子模様をイメージしたような緑色のシャツワンピースをはおり、緑、黒、カーキ色、ベージュの4色で構成された靴下で抜け感を出したコーデです。
もしこのコーデから鹿の子模様のシャツワンピースを外してしまうと少し退屈なコーデになってしまうかもしれませんが、明るい緑色の和柄を取り入れたことでおしゃれに、また洋風のテイストからは得にくいほっこり感が演出できています。
また靴下で色の統一感を出し、バッグで抜け感を表現したのがこのコーデのポイントなのは言うまでもありませんが、何気に合わせた靴がビッドローファーのように見えて実はミュールなのもこのコーデが肩の力を抜いておしゃれを楽しんでいる点だと言えるでしょう。
まるで近所へのお出かけコーデのような力の抜き方なのに、しっかり垢ぬけています。
普段からこのようなさりげないおしゃれを楽しみたいと感じる素敵な和風コーデでした。
藍染ジャケットでこなれ感を表現しましょう
次は媛も大好きな藍染アイテムを使ったコーデをご紹介します。
ひょうたんが連なったような模様の白のレースカットソーにベージュのやや太めのメンズライクなパンツを合わせ、丈が短めで藍染のノーカラージャケットをはおったコーデです。
ひょうたんの模様が施されたカットソーというのはなかなか珍しいですが、白のレース模様なので甘く女性らしい雰囲気を醸し出しているのが特徴的と言えます。
しかし何と言ってもこのコーデにまとまりを出しているのは上にはおった藍染のノーカラージャケットです。
ネイビーと藍染を比較してみるとわかるのですが、藍染というカラーには独特の上品さがあり、そのことが40代女性を垢ぬけさせるのに一役買うと感じさせます。
なぜならネイビーは若さを表現する色でもあると感じる方の方が多いと思いますが、藍染は年齢に左右されない色だからです。
あまり大きくはない貝殻ボタンがぽつりと2つだけついているのもおしゃれです。
このようなこなれ感のある和風アイテムこそ、アラフォー女性のゆとりある雰囲気にぴったりなのではないでしょうか。
藍染にまだ袖を通したことのない方は、この春に向けてぜひ一度はチャレンジしてみてほしいと感じます。
切りっぱなしでこっそりロック!驚きの辛め和風コーデ
和風コーデというと穏やかな雰囲気を醸し出し、あまり甘めにも辛めにも寄せ過ぎないニュートラルな雰囲気が魅力的・・・とお感じの方は多いのではないでしょうか。
媛もどちらかといえば今まではそのように感じていましたが、それは思い込みだったと気付かされたコーデがこちらです。
白Tシャツにやや厚めの藍染カットソーを重ね、大きめの鹿の子模様に似た柄が印象的なロングスカートを合わせ、白スニーカーとベージュのブルゾンで抜け感を出したコーデです。
ここでは藍染カットソーに注目してほしいのですが、ブルゾンから少し出した袖、裾、襟元いずれも切りっぱなしのデザインです。
このコーデ全体を見渡した時には明るい色で構成された鹿の子模様のスカートに一番に目が行くはずなので気づきにくいのですが、和風のアイテムを2つ重ねていることだけではなく、こっそりと切りっぱなしで辛め、しかもロックな感じに寄せているあたりが技ありだと感じました。
藍染のアイテムを見慣れている方はご存知だと思いますが、デザインがほとんどベーシックで、あまり個性的なものは見かけません。
藍染のアイテム=デザインで遊ぶことはほとんどない、という思いこみを捨ててさえしまえば、こんなにもおしゃれなコーデを創るのが可能だったということです。
皆さんもたまには目を皿のようにして、今まで見たことのないアイテムを探してみませんか。
まとめ
和風アイテムを使ったコーデは垢ぬけるだけではなく、40代女性の持つ「こなれ感」をいかんなく表現できるというのが伝わったのではないでしょうか。
暖かくなり少しココロにゆとりが出てきたころ、新しい和のアイテムをコーデにひとつ、取り入れてみてはいかがでしょうか。
【簡単】春スカーフで垢ぬけよう2【驚きアイデア】
春スカーフはまだまだ驚きの使い方がありました
以前40代女性の垢ぬけたいという悩みにお答えするため、簡単に巻くだけでおしゃれに仕上がるスカーフについて書きました。
しかし春のスカーフを見ていたところ、まだたくさんの楽しい使い方があるのがわかったので、今日はそれらをご紹介します。
靴にスカーフ!簡単なのにアレンジは無限です
スカーフを巻く場所というと、皆さんはどこを思い浮かべますか?
ほとんどの方が首元、またはバッグと答えられるのではないかと思います。
しかし目から鱗のアイデアを教えてもらったこのコーデを見てみてください。
濃いめのややオーバーサイズのベージュワンピースに白でバルーンスリーブの短めブラウスをさらりとはおり、左と右で違う柄を見せて巻いたスカーフが印象的な黒サンダルで抜け感を出したコーデです。
このコーデは全身LANVINさんのアイテムですが、店員さんにおたずねしたところこのスカーフはヴィンテージで全て世界に1点しかないものを使っているそうです。
このお話を伺ったとき、皆さんのクローゼットの中にも頂き物なので質は良いけれどなんとなく使っていないスカーフが1枚や2枚はあるのではないかと思いました。
そのようなスカーフを2枚、いえ1枚だけでも用意してこうしてサンダルに結べばベーシックな黒サンダルの表情ががらりと変化するというわけです。
写真では蝶々結びにしていますが、結び方のアレンジも少し知恵をひねればいくつも出てくるでしょう。
以前ご紹介した「壊れたベルトの代わりにネックレスを巻く」のと同じく本来の用途とは違う方法でスカーフを使うことで、こんなにコーデを垢ぬけさせることができるのには気づきませんでした。
皆さんも今から少し手を休めて、クローゼットの中でお休みしているスカーフを探しに行ってみませんか?
靴とバッグに異なるスカーフを!トーン合わせでコーデを格上げ
コーデ全体の中でのスカーフの役割と言えば「抜け感」や「差し色」であることが多いですが、逆にこのような要素を少なめにすることでおしゃれに決まっているコーデを見つけました。
小さな黒いドット模様を散りばめた透け感のあるバルーンスリーブのブラウスを、ハンサムな7分丈ホワイトスキニーにインして、スカーフを結んだ黒ミュールと同じくスカーフを結んだベージュのバッグを合わせたコーデです。
このコーデも先ほどと同じく全身LANVINさんのアイテムですが、靴とバッグの2か所、しかも異なる種類のスカーフを巻いているのに統一感が損なわれていないのはなぜなのでしょうか。
それはベージュのバッグに結んであるスカーフにはベージュの色も含まれ、黒ミュールに結んであるスカーフは黒寄りのネイビーで、色のトーンをほぼ同じに揃えているからです。
スカーフというと柄物で色の種類が多いので、ついコーデの中でも「抜け感」や「差し色」といった役割を持たせがちなのですが、このコーデにおいてのスカーフの役割は明らかに差し色ではありませんし、抜け感は甘めなブラウスの方が多く出ていると言えます。
このコーデでもしスカーフ2種類にこのような色の配慮をしなかったとすると、40代女性にふさわしい品のあるコーデにはなりえなかったのではないでしょうか。
統一感を意識するだけで楽しくおしゃれを格上げする2か所のスカーフ使いをぜひ皆さんも試してみませんか。
コーデを「つなぐ」役割を持たせてみましょう
最後は自分では思いもよらなかったスカーフの使い方をご紹介します。
白地と黒地に小さなピンクや青、緑の植物模様がきれいなブラウスを緑のスカートにインし、ふんわりとカラシ色のコートをはおって黒のブーツを合わせたコーデです。
スカーフがなじみすぎて見つけにくいのですが、実はウエストに巻いてあるのです。
もしこのスカーフがなければ、このトップスとスカートを組み合わせるのはあまりにも色がバラバラなので少し違和感が生じるでしょう。
しかし、このスカーフにはブラウスと同じ白、ピンク、またスカートと同じ緑が使われています。
このトップスとボトムス両方の色が使われているというのがポイントで、それをトップスとボトムスの境目であるウエストに巻いたことで違和感を縮小している、ということなのです。
このコーデには「何もそこまでして違和感のあるアイテム同志を組み合わせなくても・・・」という意見もありだと思いますが、「そこまでしても違和感のあるアイテム同志を組み合わせて遊んでみたかった」という強い動機とココロのゆとりを感じたのが楽しくて取りあげてみました。
まとめ
スカーフを巻くというおしゃれは、思い込みやルールにとらわれ過ぎないというのに気を付けるだけで、こんなにいろいろな楽しみ方を秘めているとは知りませんでした。
40代女性の今までの経験を活かせば、まだ気づかないスカーフの可能性をさまざまに引き出せるのではないかと思います。
ぜひ新しいアイデアがあれば、媛にも教えてくださいね。
40代女性ならどう着る?おすすめハイウエストアイテム3選
ハイウエストアイテムに手を出しにくいと感じていませんか
40代女性はローライズジーンズが流行った時に20代~30代を過ごしているため、ハイウエストアイテムに手が伸びにくい方もいらっしゃると思います。
しかしハイウエストアイテムは40代女性にうれしい着痩せ、垢ぬけ効果が高いという特徴があるのです。
おすすめのハイウエストアイテムを3つ、ご紹介します。
甘め派さんにおすすめ!品よく見えるハイウエストパンツ
40代女性が流行りのアイテムを取り入れる時にはおしゃれでありながら、どこか上品さがあるのが望ましいと考えているのですがそれにぴったりなコーデを見つけました。
白地に紫、深緑、オレンジ色で植物を描き袖が透けたカットソーを暗めな紫色のハイウエストブーツカットパンツにインして爪先の丸いベージュのミュールを合わせたワンツーコーデです。
花柄、丸みのある袖と靴の爪先とかなり甘めに寄せたコーデなのになぜかやりすぎ感がなく、品よくまとまって見えるのはなぜなのでしょうか。
1つめの理由は、ハイウエストパンツがブーツカットのデザインであることです。
ブーツカットのデザインには女性らしさがありますが、どこかキリリと引き締まり辛さを強めに感じるので甘さの引き算をする役割にはもってこいと言えます。
2つめの理由は、色のトーンを全体的に暗めにまとめたことです。
ハイウエストブーツカットパンツを暗めの紫にし、トップスのカットソーにもその紫に近い色の花柄が入っているので全体的にやや重さが加わり、甘さの引き算ができたと言えます。
春らしい花柄やシャーリング、コロンとしたかわいいミュールでかわいらしさを取り入れながら大人っぽく仕上がるハイウエストパンツを、甘め派さんもコーデのスパイスとして取り入れてみてはいかがでしょうか。
辛め派さんにおすすめ!ハンサムでモードなハイウエストパンツ
次は辛め派さんにおすすめのスパイシーなコーデを見つけたのでご紹介します。
黒地に白のペイズリー柄とバルーンスリーブがきれいなVネックカットソーをオレンジ色でセンタープレスの効いた緩やかなハイウエストブーツカットパンツにインして黒でゴツめの厚底サンダルと女優帽を効かせたコーデです。
このコーデで使用されているのは辛めのアイテムが多いのに、なぜかとても女性らしい雰囲気が全体から醸し出されているのはなぜなのでしょうか。
1つめはペイズリー柄を上手に使っていることです。
黒と白で辛めな色とVネックのデザインを用いながらも柄は女性らしいので、少し甘さのスパイスが効いて程よく仕上がったと言えるでしょう。
2つめは女優帽で抜け感をプラスしたことです。
女優帽は「カッコ良さ」を表現するアイテムとして定番化しましたが、形自体は丸みがあって甘さも加えられるのでこのコーデに抜け感を加えるにはちょうどよかったと言えます。
3つめはハイウエストブーツカットパンツの色が明るいオレンジ色であることです。
このハイウエストパンツはハンサムなセンタープレスが入っているのと緩やかですがブーツカットのデザインなのでどちらかと言えば辛さが効いていますが、レトロ感のある暖色のオレンジ色を採用したことで甘さを含めることができました。
このように「辛さの中に甘さを上手に含め持つ」アイテムを重ねることによりこのコーデは品の良い女性らしさを上手に表現することに成功したのです。
さりげなく肩の力を抜きながら、40代らしい女性らしさを表現できる素敵なハイウエストパンツにぜひ辛め派さんも挑戦してみてはいかがでしょうか。
春めくハイウエストアイテム!スカート、という選択肢はいかがですか?
ハイウエストのアイテムというとデニムパンツやフレアースカートの数が多いので、実際それらをイメージする方が多いのではないでしょうか。
しかし「ああこういう発想もあった!」と思わされたコーデをご紹介します。
白のキャミソールに花柄の大きめレースが印象的なバルーンスリーブの透ける素材のカットソーを重ね、ショッキングピンクの鮮やかなハイウエストタイトスカートにインして同じ柄の入ったミュールとバッグで統一感を出したコーデです。
ハイウエストアイテムがタイトスカート、というだけでかなりインパクトのあるコーデですがトータルで見るととても上品に仕上がっています。
バッグと靴の柄とテイストをそろえたこと、実は白・ベージュ・ショッキングピンク・ネイビーの4色しか使用していないのがその要因です。
柄物であるバッグと靴のテイストを揃えるのは実際のショッピングからすると難しいことかもしれませんが、これは両方を1つのお店で購入するメリットの1つかもしれないと思いました。
またショッキングピンクという色のインパクトを引き算していくのもなかなかテクニックの必要なことと思いますが、このコーデではハイウエストスカートがタイトスカートであることと、白とベージュが持つ印象の穏やかさからそれに成功しています。
春らしいピンクを上手に取り入れたハイウエストスカートを上手に使って、皆さんも素敵なコーデを創ってみませんか。
まとめ
ハイウエストアイテムは簡単なワンツーコーデを創るだけなのに垢ぬけることができる楽しいお洋服というのをお感じいただけたでしょうか。
ぜひ40代女性にうれしい要素がいっぱいのハイウエストアイテムを、大人の余裕で遊んでみてくださいね!
【3STEP】基本のデニムを見直そう【簡単】
つきあいの長いデニムこそおしゃれに格上げしませんか?
40代女性のファッションのお悩みに垢ぬけたコーデができないというのがありますが、こんな時こそデニムで創るコーデを見直してみてはいかがでしょうか。
カジュアルにもきれいめにも、甘めにも辛めにも自在に仕上げられてアラフォー女性に似合うデニムコーデをご紹介します。
【STEP1】辛め派さんにおすすめ!小技の効いたデニムonデニム
デニムonデニムというと、皆さんはどのような印象をお持ちでしょうか。
40代の女性にとっては少し野暮ったい印象のあるコーデかもしれません。
しかしそんな思い込みを一蹴したコーデがこちらです。
薄い英字ロゴの入った白Tシャツをインナーにし、裾に長めのフリンジが効いた7分丈のハイウエストデニムパンツを合わせ、同じく裾に長めのフリンジが効いたノーカラーデニムコートをふんわりと重ね、ポインテッドトウが印象的な赤いミュールとシルバーのビーズバッグで遊んだコーデです。
このデニムonデニムコーデがとてもおしゃれに見えるのは、いったいどうしてなのでしょうか。
理由の1つめは、デニムのアイテムが1つはノーカラーコート、1つは7分丈ハイウエストパンツとわりとデニムアイテムの中では個性的なものを合わせ、裾のフリンジで統一感を出していることです。
春に多く出回るGジャンではなくノーカラーコート、スキニーパンツではなくハイウエストパンツにしたところに目の付け所の良さを感じます。
理由の2つめは、デニムの青と相性の良い赤で抜け感を出したことです。
ミュールの赤はもちろん、Tシャツに1か所だけ英字の赤が施されているところもこなれ感を醸し出していて、40代女性の心のゆとりを表現するのにぴったりだと感じます。
辛めのアイテムぞろいですがビーズバッグで甘さを加え、コートの袖の丸さも女性らしさを引き立てる作りです。
辛めファッション大好き!という方はぜひ今までの思い込みにとらわれず、デニムonデニムコーデを試してみてはいかがでしょうか。
【STEP2】甘め派さんにおすすめ!優しさ溢れるデニムワンピース
今年流行るアイテムの1つに、前をフックで細かくたくさん止める形のデニムワンピースがあります。
そこそこ数も出ているのであちこちでデザインをチェックしていましたが、これは甘め派さんに気に入ってもらえる!と感じたコーデがこちらです。
ベージュでやや大きめなボタンが印象的なシャツブラウスに白で良く見ると縫い目の糸がベージュのデニムワンピースを重ねたコーデです。
このコーデは流行りのアイテムを取り入れてはいるものの、なぜか優し気でさりげなくおしゃれに見えるのはなぜなのでしょうか。
最大の理由はやはりデニムワンピースの色が白であることからです。
このデニムワンピースが青だと面積が大きいため、独特の重さと辛さがコーデの中に出てしまうのですが白だと逆に軽さと甘さが表現できたと言えます。
そしてさらりと縫い目の糸と同じベージュのシャツブラウスを合わせてワントーンコーデのように仕上げているところもポイントです。
今までデニムワンピースを着たい!と強く感じたことは正直あまりないのですが、これはちょっと試着してみたいな・・・という気持ちにさせられました。
シャツの形がメンズライクでちゃんと甘さを引き算できているところも素敵です。
甘めファッションが好きな皆さん、今年の春はぜひホワイトデニムに挑戦してみませんか。
【STEP3】手持ちのスカーフでアレンジ自在!驚きのテンセルシャツ
最後に自由な着こなしを楽しめる要素あり、驚きの着心地を試せる要素ありの素敵なコーデをご紹介します。
こちらです。
デニムのように見えますがとても柔らかなテンセル素材で作ったVネックブラウスの中央を、薄めの朱色の花柄が美しいチュールスカートにインしたワンツーコーデです。
このVネックブラウスにかけてあるペンダントの丸の下に、何かをひっかけるかのような横の布があるのがおわかりでしょうか。
制服で着たことのある方はもうおわかりでしょう。
ここには好きなスカーフをセーラー服のネクタイのように通すことができるのです。
手持ちのスカーフ次第で何通りにも着こなしができるというこのデザイン力には圧倒されますし、スカーフなしでもワンツーコーデでここまでこなれたカジュアルダウンを表現して見せてくれたのですから、このコーデは文句なしに40代女性におすすめできます。
また40代女性が求める「着心地の良さ」もデニムにはない柔らかさのテンセル素材で十分に叶えられているのです。
ずっとアレンジを考え続ける楽しみを与えてくれるシャツ、と思うと何だかこのコーデを見てワクワクしてきませんか。
まとめ
デニムコーデはベーシックなもの、という思いこみさえ解ければさまざまな楽しみ方ができるというのがおわかりいただけたでしょうか。
ぜひさまざまな色や形で遊びゴゴロをプラスし、大人なデニムコーデを創ってみてください。