【40代女性こそ着たい】春一番の甘めファッション3選【おしゃれ】
春こそ明るく華やかな洋服を身につけましょう
40代女性はクローゼットを見渡すと、若い時より地味な服が増えたと思う方が多いそうです。
真面目な方ほど周囲の目を気にしてそうなりがちかもしれませんが、春は年代に関係なく華やかな洋服を身に着けて良い季節です。
甘めながら一目置かれる春ファッションをご紹介します。
ベロアスカートで上品に！色味が多くてもさわやかです
40代の女性で、色味の多いバイカラーなどをファッションに取り入れると派手に見える、と敬遠している方はいらっしゃいませんか？
そんな方に見ていただきたいコーデがこちらです。
ごく薄いアイボリーのクルーネックニットに、ベロア素材でアイボリー、くすみピンク、ブラウンの3色を使ったスカートを合わせ、ベルトと同じ金色を交えたスカーフを首元に大きめに巻いたコーデです。
このコーデはバッグやベルトも含めると6色もの色を組み合わせていますし、ニットの袖のラインも丸めで全体としてかなり甘めに寄っていると言えます。
しかし全く甘すぎるとも派手とも感じず、むしろ春のさわやかな陽気を感じさせるコーデに仕上がっていると思えないでしょうか。
どうしてこのような印象に仕上がったのか考えてみましょう。
1つめはまず、スカートの素材がベロアであることです。
ベロアはどこか高級感を感じさせる素材ですし、上品で落ち着いた印象を与えます。
これがスカート全体で面積が多めに取り入れられているので、このコーデが大人っぽく仕上がったということなのです。
2つめは色の中でアイボリーの面積を比較的多めに取り入れたことです。
アイボリーは明るい印象の色ですが派手ではないので、この面積を一番多くすることによって派手さを抑えたということです。
レフ板代わりになるアイボリーのカラーで40代女性が気になる顔映りを良くし、明るい色味をたくさん用いた甘めファッションで、気持ちも上げて春を迎えませんか。
レース使いも遠慮しないで！かわいいアイテムを楽しみましょう
40代女性でレースやプリントなどのかわいらしいアイテムは若作りファッションになるから、と好きなのに着るのを控えている方はいらっしゃいませんか？
このコーデを見てみてください。
薄いアイボリーの袖口にレースで遊びのあるVネックニットに今期流行りのアイスブルーでレースの網模様が美しいタイトスカートを合わせ、ブラウンとベージュのバイカラーでシンプルな厚底靴で抜け感を出しています。
このコーデは前のベロアのコーデと比較するとさらに甘め寄りと言えますが、特に若作りとも思えません。
これはニットがVネックニットであること＆靴のつま先も丸みはあるものの鋭角寄りな形であること、服の形がシンプルなアイテムだけで統一してあること、アイスブルーがクールカラーであることの3つが要因として挙げられるでしょう。
デザインがかなり甘くても、カラーと洋服自体の形で簡単に引き算できてしまい、若作りとは無縁になるということです。
ここまで読み進めて、少しワクワクしてきた方もいらっしゃるでしょう。
生活環境がガラリと変わる春だからこそ、自分のココロや価値観を本当に大切にした洋服選びを初めてみませんか。
甘めコーデの上級者向け！アートな仕上がりを目指しましょう
最後に甘めコーデの上級者さん向けに素敵なコーデをご紹介します。
このコーデを見てみてください。
オリーブ色のレースのワンピースにベージュのコートをはおり、アイボリーのポインテッドトウがきれいなパンプスを合わせています。
媛はこのワンピースを初めて見たとき思わず店員さんにお声がけしました。
その理由は胸元に目を向ければわかります。
そこには、今まで見たこともない模様のレースが華やかに彩られていたからです。
このレースは「リーフレース」という名前で植物の葉を模して創られたレース模様だと店員さんが丁寧に教えてくださいました。
今まで洋服の模様としてはほとんど出回っておらず、このブランドさんでも今季初めてこのリーフレース模様の洋服をリリースされたのだそうです。
オリーブ色という配色もさることながら、このリーフレースの形の上品な美しさは思わずずっと見ていたいほどでした。
そしてこのワンピースであれば、40代女性の持つ美しさをいかんなく引き立ててくれるだろうともまた感じました。
ワンピースは全身をレースで覆うので、かなり甘めに仕上がりがちです。
しかし、このリーフレースのアートなデザインはお花や幾何学模様のレースともまた一味違う美しさを周囲の方の目に印象付けるのではないでしょうか。
甘いデザインの面積が広めであることなど忘れてしまうほど、このワンピースはおしゃれを格上げしてくれること間違いなしです。
店頭でリーフレースを使ったお洋服を見かけたら、ぜひ足を留めて一度はチェックしてみてください。
甘めファッションで幸せな気持ちになりましょう
甘めファッションを40代女性が敬遠する必要は全くない、ということがおわかりいただけたでしょうか。
女性らしさをもっと楽しむためにも、この春は積極的に甘めの洋服を着てみませんか。
【ラクに取り掛かれる】4つの手順で簡単！断捨離のやり方【罪悪感なし】
捨てられなかった媛も、今では断捨離大好きです
さまざまな想い出のつまったお洋服を断捨離するのは、なかなか感情的に難しいことではないでしょうか。
媛も入れ込んで創ったコーデほど別れがたく、断捨離を実践するまで時間がかかっていました。
捨てられない40代女性が一歩足を踏み出すヒントをご紹介します。
【手順1】まずは断捨離の良さをしっかりとマインドセットしましょう
皆さんが実感している断捨離の効果とは何でしょうか？
部屋をきれいに使える、物を大切にできる・・・人によってさまざまな内容が挙げられると思いますが、断捨離をした先のなりたい自分をしっかりとイメージしておくことが大切です。
仕事でも同じことですが、目標がなければ何に向かって走ればいいのかわからず、モチベーションを維持するのは難しいですよね。
そのためにも断捨離して「どうなりたいのか」ノートなどに記入するなどしてしっかりと考えましょう。
例えば媛なら「捨てれば、良いものがその隙間に入ってくるので捨てる」です。
ぜひ試してみてください。
【手順2】断捨離にも準備運動が必要です
断捨離に手をつけられない方のお話を伺うと、男女関係なく「愛着のあるものを、たくさん一度に捨てなければならない」という思い込みにとらわれている気がします。
ネットで断捨離について検索をかけてみると、昨今の時短ブームに則ってか「短時間で大量に断捨離する方法」が多く目につくのです。
しかし、一つ一つのお洋服に愛着や想い出があるから捨てられないと悩む方に果たしてこのような方法が適しているのかと考えてみると、媛にはとてもそうは思えません。
こういった方に本当に断捨離をして良かった！と感情的に満足してもらうためにはもっと丁寧に物を捨てていくことが必要だと感じるのです。
そこで媛は「捨て癖」をまずつけることを提案します。
洋服を捨てられないと悩む女性でも、日々1つもゴミを捨てないという方はなかなかいらっしゃらないのではないかと思うのです。
その時一旦周囲も見渡して、「何かこのゴミ箱にもうひとつ、捨てるものはないかな？」と探してみるのはいかがでしょうか。
1日に5つゴミ箱に何かを捨てる方ならば、この方法を取り入れるだけで1日に倍の10個の物を捨てることができるのです。
「もう1つ」捨てるのが楽しくなったら今度は「もう2つ」探してみましょう。
ここでポイントなのは「捨てるのが楽しくなったら」増やすことです。
「もう1つ」でも苦痛な方はぜひ断捨離しようとするのをやめてください。
まだあなたのココロを守るために、それらの大量の物が必要だと教えてくれているからです。
自分に必要なことは全て適切なタイミングでおこるものなので、「断捨離はまだ私には必要なかったな」と考えて忘れてしまいましょう。
いつか人生に必要なタイミングで取り掛かれる日が来ます。
逆に捨て癖がついて楽しくなってきた方は、次のステップに進みましょう。
【手順3】洋服を5着だけ捨ててみましょう
いよいよここから洋服の断捨離ですが、ここでも自分のココロに無理をする必要はありません。
まず何でもよいので5着捨てたい服を選んでみましょう。
そして、5着を並べて捨てる前に良く考えてください。
どのような基準でその5着を選びましたか？
その基準が今のあなたには必要ない洋服を捨てる基準です。
その基準をメモして5着に感謝して捨てたら、その日は一旦終わりにしましょう。
始めて洋服を断捨離できた自分を褒めて、ゆっくりお風呂にでもつかってリラックスしてください。
次の日書いたメモを取り出して、捨てる基準に合った服を再度選んでみましょう。
見当たらなければ断捨離はここまでで終わりにして、次のタイミングまで忘れてください。
もし他にも基準に合った服があるのなら、あるだけ取り出してみましょう。
しかしこれもポイントがあって、「楽しいと感じられる」ところまでにするのがコツです。
取り出した服に感謝をして捨てたら、少しクローゼットにも隙間ができていませんか？
その隙間にどんな素敵な洋服が入ってくるのか、他のどんな素晴らしい出来事があなたに訪れるのかを楽しみにしてその日はおしまいにしましょう。
【手順4】捨てたい気持ちが満足するまで捨ててみましょう
ここまでできた方はもう捨てることにそこまで大きな抵抗はないのではないでしょうか。
最後の日は捨てたい気持ちが満足するまで捨ててください。
「ああ、捨てて良かった。楽しかった！」と思えるまでです。
久しぶりに少し風を通したり、お掃除を楽しんだりするのもいいでしょう。
感謝して服を捨て終わったら、一旦お部屋の全体を見渡してみてください。
今までとはびっくりするほど景色が変わって見えませんか？
いつのまにか部屋がきれいになって驚かれるかもしれませんが、全部あなたが計画し、実行したことで状況が変化したのです。
この幸せな気持ちを手に入れることが、断捨離を成功させ、きれいなお部屋を維持する第一歩なのです。
【補足】断捨離癖をつけ、きれいな部屋を維持するために
断捨離が成功した方のために、捨て癖を維持する方法を最後にお伝えします。
まず洋服についてですが、「1着買ったら必ず1着捨てる」というルールを守りましょう。
全体の洋服の数を維持するのが目的で、これを守れば自分自身が適切に管理できる洋服だけに囲まれて生活することができる、ということです。
また普段からゴミ箱に物を捨てる時には「他にも捨てる物がないか」確認する癖をつけましょう。
細々と、コツコツとやっていれば必ず維持できます。
【まとめ】断捨離はそれ自体が目的ではありません
断捨離は「捨てる」こと自体が目的なのではなく、あなたの理想とする生活に向けて物の数を適切に調整する手段の1つに過ぎません。
あなたが幸せに感じる生活と比べて物が少なすぎると感じたら増やせばいいし、多すぎると感じたら減らせばいい、ただそれだけのことです。
ただ一つ言えるのは、断捨離をして幸せを感じたなら、そこに新しく入ってくるものはあなたにとって本当に幸せを感じるものだということでしょうか。
媛は定期的な断捨離で、少しずつですが自分自身に成長を促せたと感じています。
もしタイミングだな、と感じているアラフォーの方がいらっしゃるのなら、ぜひあなたの生活に断捨離を取り入れてみてください。
【体型カバー】ウエストマークのテクニック【着やせ】
40代女性は、約9割の方が体型変化を感じています
40代女性のうち約90％の方が感じているのが体型変化だそうです。
体型カバーをするために、大き目サイズの服を着る方も多いようですが、コーデにウエストマークを加えると、メリハリが効いてすっきりと見えるのをご存知でしょうか。
おしゃれな着痩せ方法、ウエストマークをご紹介します。
着膨れしやすいざっくりニットは、服より濃い色でウエストマーク！
肌寒い季節によく袖を通したくなるのがざっくりニットだと思いますが、着膨れしやすいアイテムでもあるので、着こなしに悩まれる方も多いのではないでしょうか。
このコーデを見てみてください。
厚めでベージュのざっくりとしたニットに黒のブーツカットパンツを合わせ、同じく黒のベルトパンプスで女性らしさをプラスしたシンプルなコーデです。
そして目を引くのが、かなり太めの黒いベルトでウエストマークがされていることです。
このウエストマークが体型カバーに効果的な理由は何か考えてみましょう。
1つめは、洋服より濃い色で、しかも太いベルトを使っていることです。
ベージュという明るめの色の中では黒はパッと目立ち、しかも太いのでウエストの細さが際立って見えると言えます。
もしこのベルトの色がベージュに近かったり、また細いデザインだったりするとベージュの色の中にベルトが沈んでしまい、このようなはっきりとした体形カバー効果は得られなかったでしょう。
2つめは、パンツの色とベルトの色を合わせたことです。
このコーデではパンツの色とベルトの色を黒で統一しているのですが、これも先ほどと同様、もしパンツの色よりベルトの色が薄ければベルトの色が沈んでしまったことでしょう。
ウエストマークをもしこのコーデで行わなければ、このニットの場合肩からパンツまで一直線に視線が落ちるので本来の体型より膨張して見えてしまいますが、このコーデではウエストマークすることで肩幅よりウエストがかなりすっきりして見えるので体型カバーが可能なコーデとなった、ということなのです。
ベルトで簡単にできるウエストマークで、楽しみながら体型カバーをしてみてはいかがでしょうか。
短めアウターこそウエストマークを
カジュアル派の方は、春に向けて丈の短めなアウターを用意される方も多いことでしょう。
丈が短いと、あまりウエストマークという発想になりにくいかもしれませんが、着こなしで上手に体型カバーできているコーデを発見しました。
これを見てみてください。
ネイビーの襟元がレースでレディライクなVネックボーダーに流行りのミントカラーのプリーツスカートを合わせ、ベージュのキャスケットとアイボリーのパンプスでかわいらしくカジュアルにまとめた元気いっぱいのコーデです。
このアウターは本来ボタンを閉じて着るデザインですがそれをせず、無造作に付属のひもでリボン結びにウエストマークをしているあたりが、なんともこなれた着こなしだと感じます。
一見このウエストマークはおしゃれのためだけにやっているように見えるのですが、少しアウターの肩を落として太目に見せ、裾がAラインに広がるようにウエストマークしているので結果的に体型カバーまでできる素敵な着こなしとなりました。
媛は正直自分一人ではこのような着こなしは思いつきませんでしたし、このマネキンを見るまで短めアウターにウエストマークしようという発想すらなかったのです。
しかしマネキンコーデをこのようにじっくりと観察すれば、このように体型カバーや垢ぬけたコーデを創りたいといった自分自身のファッションの悩みの突破口を見つけることができるのだとわかりました。
皆さんもぜひ体型カバーだけではない、垢ぬけた春らしいウエストマークコーデを取り入れてみてはいかがでしょうか。
ウエストマークを印象的に！上級者向けテクニック
最後にきれいめ派の方向けに、体型カバーをしていることすら感じさせないほどおしゃれに見える春らしいワントーンコーデをご紹介します。
このコーデを見てみてください。
まずマスタードカラーを中心にワントーンコーデを創ったという発想自体にも驚きますが、ウエストマークの茶色のベルトと頭に巻いたレトロデザインのスカーフの色を合わせ、アイボリーの靴で抜け感を出すという計算されたコーデには舌を巻きます。
ノーカラーのスプリングコートでIラインを作っているのですが、肩が少し落ちたように見えるデザインなのとストライプで縦を意識したスカートを合わせているのでそれだけでも着痩せして見えるのです。
そしてウエストマークを濃い色のブラウンですることによってウエストの細さを際立たせ、さらにすっきりと見せているのがこのコーデの素晴らしい点と言えるでしょう。
ブラウンのベルトに入っているステッチのレトロ感とスカーフのレトロさの組み合わせ、べっ甲のような色合いのピアスを用いたことなどこのコーデの良いところを挙げればきりがありませんが、40代女性だからこそ、このような体型カバーをそれと見せないような着こなしやファッションが似合うのではないでしょうか。
さりげなさを大切に、ウエストマークを取り入れられるようになれば体型カバーだけでなく垢ぬけた印象も手に入れられて一挙両得だと思います。
ぜひ一度は試してみてください。
首元を暖かく、おしゃれに。春スカーフで垢ぬけよう！
スカーフ上手はおしゃれ上手です
40代女性のファッションのお悩みとしてひとつ、「垢ぬけたコーディネートができない」というのがあるそうです。
今回は若いころからどなたでも一度は使ったことのある「スカーフ」を取り入れて簡単に垢ぬけたコーディネートにする方法をお伝えします。
巻いて垂らすだけ！手間なしなのに春めきます
スカーフを使おうとした時に女性であれば一度は悩むのが「巻き方」ではないでしょうか？
「スカーフ 巻き方」で検索をかけてみると、思った以上にたくさんの種類の巻き方が出てきて驚きます。
しかし、朝は忙しいであろう40代女性の身支度に、スカーフをたたんで、巻いて、結んで、整えて・・・という手順が5つ以上ある巻き方は、正直あまりおすすめできないと感じました。
このコーデを見てみてください。
春に流行るアイスブルーのスプリングコートに白のインナーとベージュのタイトスカート、バイカラーのビットローファーと決して派手な印象のコーデではありません。
しかし胸元にパステルイエローのスカーフが一巻きして垂らしてあります。
カンのいい方はもうおわかりでしょうが、このコーデにこのパステルイエローのスカーフがあるのとないのとでは、春らしい華やかな印象が大きく違ってくるのです。
これはアイスブルーの補色に近いパステルイエローのカラーを選んだことで、よりアイスブルーとパステルイエローの色をくっきりと印象づけているのもそうなのですが、最初から生地をジグザグに折られているスカーフの形もまた個性的であるからだと思います。
またこの個性的な形のおかげで、忙しい朝を日々過ごしている40代女性にとっては結び方を考える必要すらないのもうれしいポイントと言えるでしょう。
「巻いて垂らす」だけの春らしく簡単なスカーフアレンジを、ファッションに取り入れてみてはいかがでしょうか。
技ありなレトロデザインもおすすめです
スカーフは形から色合いまでとても種類が多いのですが、レトロなデザインのスカーフはどのように使えばいいのか一瞬迷われる場合がありませんか？
そんな時の解決法をひとつ見つけました。
このコーデを見てみてください。
黒のニットワンピースにカーキ色のアウターをはおり、つま先の開いた黒のエナメルショートブーツで引き締めた40代女性に似合いそうなカジュアルファッションです。
首元に注目してみましょう。
レトロなブラウンや山吹色、ベージュなどのカラーが美しいスカーフを細めにたたみ、首の後ろで一結びしているのです。
このコーデは前述の洋服、靴だけでは正直色合いも含めて重すぎる印象なのですが、首元にレトロなスカーフを一結びしただけで抜け感が生まれ、一気に垢ぬけたと言えるでしょう。
スカーフ＝きれいめファッションに小物として取り入れる、という思いこみからはこのような発想は生まれません。
手持ちのカジュアルな洋服にスカーフが似合うものが含まれていないか、一度クローゼットの中を見渡してみるのも楽しいのではないでしょうか。
ワントーンコーデに抜け感をプラス
最後に「今年らしい」スカーフの使い方についても考えてみましょう。
ワントーンコーデは昨年からずっと流行っているのですが、これに「抜け感をプラスする」という感覚でスカーフを使うのはいかがでしょうか。
このコーデを見てみてください。
お手本のようなきれいめカジュアルのワントーンコーデと言えるのではないでしょうか。
春から流行るシワになりにくい素材の白のパーカーにアイボリーのプリーツスカート、コンバースの白を合わせたところで首元に注目してみましょう。
パーカーのジップアップのところが金色なので、それに合わせてピアスをゴールドにしていますが、似たような色合いに少しイエローも混じったスカーフをぐるぐる巻きにしてコンパクトにまとめてあります。
この少しイエローが混じった加減が絶妙で、コーデに抜け感を与えることに成功していると言えるでしょう。
このようにワントーンコーデに抜け感を出すためにスカーフをプラスするという感覚を覚えると、カジュアルでもきれいめでもさまざまなコーデに応用が利くと思います。
余談ですが、このスカーフのイエローはコーデでは巻いているのでわかりにくいですが実は梨の模様で、しかもシルク素材なので非常に高級感があって肌触りも良いところなども、40代女性におすすめしたい奥ゆかしいおしゃれポイントだと思いました。
ワントーンコーデで40代女性の持つココロの余裕を表現するのに、上質なスカーフはとてもお似合いだと思いませんか？
スカーフは時短でもおしゃれになるココロ強い味方です
若い時は手間をかけてスカーフを使っていたけれど、アラフォーになってからいまいち手が伸びなくなっていたという方は今回の記事を読んでどのように思われたでしょうか？
デザインや形に気を付ければ、スカーフは逆に十分時短で40代女性を垢ぬけさせることができる楽しいアイテムです。
春に向けてひとつ、ご自身に似合う素敵なスカーフを取り入れてみてはいかがでしょうか。
バレンタインデートは、素敵なニットの力を借りましょう。
バレンタインデートにはどんなおしゃれをしますか？
2/14はバレンタインデーです。
デートの予定が入っている前に、何を着て行くか考えるのって楽しいですよね。
まだ肌寒いこの時期、40代女性がバレンタインデートに向けて気持ちも上がるおしゃれで暖かいニットを使ったファッションをご紹介します。
ベーシックな形にも、遊びゴコロを取り入れて。
バレンタインデーのデートには普段はベーシックな洋服を着ていても、少し女ぶりを上げるようなコーデをしてみたい、という方は多いのではないでしょうか。
このコーデを見てみてください。
浅めのVネックニットトップスに幾何学模様のロングスカートを合わせ、アイスブルーのポインテッドトウが印象的なパンプスで締めた春らしいワントーンコーデです。
ワントーンコーデで流行りを意識し、幾何学模様やポインテッドトウのパンプスを用いて辛さで引き算をしたバランスの良いコーデと言えますが、このコーデがおしゃれな秘密はそれだけではありません。
ニットをじっくり見てみましょう。
このニットは一見ベーシックな形に遠目からは見えるのですが、近くでじっくり見てみると、脇の縫い目のところにこんなかわいらしい遊びゴコロをのぞかせていたのです。
大胆な肌見せニットや、最近流行っている形の個性的なデザインニットはどうも苦手・・・という方でもこのニットならばコーデに取り入れやすいと思いませんか？
40代女性がバレンタインデートでこのファッションを取り入れれば、このニットの力を借りてお相手に上品で春らしい、さわやかな印象を与えることができそうです。
女性らしい優しさ、やわらかさを表現したニットを春のデートファッションの1つとして取り入れてみるのはいかがでしょうか。
カジュアル派さんも、デートの日はキレイめを意識しましょう
40代女性の中にはアクティブなデートを楽しみたいので、ファッションは断然動きやすいカジュアル派！という方もいらっしゃるでしょう。
そんな普段使いのカジュアルアイテムも上手に取り入れながら、特別な日のデートはキレイめに演出して、普段とのギャップを印象づけるのもバレンタインデーのデートには良いのではないかと思います。
このコーデを見てみてください。
黒のアシンメトリーなレイヤードが印象的なデザインニットに女性らしいチュールが美しいロングスカートを合わせ、キャスケットやコンバースのスニーカーでカジュアルな抜け感を出したなかなか技ありなコーデです。
このチュールスカートは甘めのデザインなのでつい同じような甘めのニットを選んでしまいがちになりますが、カラーを黒にし、デザインもアートで大人っぽいニットを選んでいるのでぐっとコーデ全体が引き締まっているのです。
暗めの色のトップスはレフ板のように顔色を引き立てる役割を果たさないからと避けている40代女性も多いと思います。
しかしこのコーデはトップスのニットが印象的だからこそチュールスカートの甘さも小物のカジュアルな抜け感も生き生きとして見えるのではないでしょうか？
40代の女性であれば、普段の自分とバレンタインの日の特別な自分、どちらも自分らしさを失わずに堂々とファッションで自己主張できると思います。
「ギャップ萌え」という言葉は少し幼い表現かもしれませんが、このようなスパイスもバレンタインデートを楽しむための1つの遊びゴコロとしてぜひ、楽しんでみてください。
大胆な肌見せニットも着こなし次第です
バレンタインデートだからこそ、大人な雰囲気をまといたいという方には思い切った肌見せニットもおすすめです。
このコーデを見てみてください。
ミントカラーで肩を見せた着こなしのアンサンブルニットに、アニマルプリントのロングスカートを合わせ、白のツイードのショートブーツでまとめたコーデです。
いくら何でも大胆すぎる！という声が聞こえてきそうですが、このアンサンブルニットはレイヤードしている上の部分を自分でさまざまに調整しながら着こなしを変えられるようにできているのです。
つまり片方だけ肩見せしても良いし、肩見せをしなくても良い。
状況に合わせてさまざまに着こなしを変えられるというのは40代の女性にとっては実に使い勝手の良いニットと言えます。
またこのミントカラーのやわらかさがアニマルプリントの強めの印象を上手に和らげ、白のツイードのショートブーツがさらに品の良さを引き立てていると言えるでしょう。
流行りをかなり取り入れているのにがちゃがちゃした印象にならず、むしろ上品にまとめているのがとても好印象でした。
そして1つ1つのアイテムを取ってみればシャープで辛めのデザインのものが多いのに、女性らしさをそれが逆に引き立てているのも素晴らしいと思います。
40代女性の大人の余裕を「着こなし」を意識できるニットで上手に表現してみてはいかがでしょうか。
バレンタインデートにニットで華をそえましょう
一年に一回しかやってこないからこそ、バレンタインデートの特別感を大切にしたい方は多いのではないかと思います。
そんな素敵な時間を想い出深いものにするためにも、女性らしさを豊かに表現できるニットをコーデに取り入れてみませんか。
